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神聖なる一族24人の娘たちのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)
3.6
ショートストーリーで紡がれるロシア、マリ人の女性24人の生と性の物語。

伝統的な自然崇拝を行ってきた民族故に、性に対してはおおらか。
女性同士でもあけっぴろげ。
寓話のようなものから艶話のようなものまで様々。
精霊も身近で呪い話やヒヤリとする話が混じる。

丘の上「世界に平和を」と草原に記して、少女がホルンを吹くシーンが微笑ましい(でもいたたまれない…w)

おばあちゃんが着ていた花柄の黄色のワンピースやスカーフなど普段着も可愛い。
白を基調にした民族衣装や冒頭の新年の行事の時に着ていた黒の衣装とかとても素敵だった。