らんらん

ひばり十八番 弁天小僧のらんらんのレビュー・感想・評価

ひばり十八番 弁天小僧(1960年製作の映画)
3.5
柳永二郎が住職を務めるお寺で小姓していた菊之助(美空ひばり)であるが、殺人の罪を着せられ逃亡
生き別れのおっかさんに会いに行くもつれなくされ完全にグレてしまう
巷で話題の義賊白浪五人男の1人として塩の買い占めをする一味山形勲、柳永二郎、阿部九洲男らと対決する!

弁天小僧は市川雷蔵版で見たことあるんですが、正直お話がよくわからなかった
その点ひばり版はやさしい内容、すごくわかりやすく単純に作られていると思う
そのデメリットとしてこれダイジェスト?ってくらい流れが急です、展開が強引だと思う

ただ数々の名セリフがばっちり決まりかっこいいです、細かいことは気にせずに娯楽作品として楽しむ映画だと思う

ちなみに白浪五人男は黒川弥太郎、里見浩太郎、若山富三郎、花房錦一、そして美空ひばりから構成されています

いかにもお芝居でファンタジー感すらしちゃうんだけど個人的には好き
気になる美空ひばりの背の小ささも13歳の少年役ってことでありえるかなぁと

あと時間が短いので花園ひろみとかおっかさんのエピソードに消化不良感、色々と気にしても仕方ない内容なんだけど、少しもったいない
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