けー

ビッグムービーのけーのネタバレレビュー・内容・結末

ビッグムービー(1999年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう本当に最高に面白かった!!!

エディ・マーフィの映画の中では「Life」と同じぐらい大好きかも!

映画作りにかける馬鹿馬鹿しいまでの情熱と愛とこの強引さ!

ゲリラ撮影もゲリラ撮影で人気俳優に自分たちの映画に出てもらおうとする涙ぐましいまでの創意工夫。

そもそも無許可で全てが始まっているので仮に無事に撮り終えたとしても上映は不可能どころか下手した訴えられるんじゃないかしらという心配。

隠し撮りでいかに必要なシーンをとっていくか、なんだか映画が好きな人なら、特にB級映画が好きな人なら誰でも笑えそうな。

なぜこんな映画が仕上がったのかという数々の謎映画についても、なるほどこういう感じならありえるなぁ....みたいに納得したり。



子供の時から映画を作りたくて毎日1ドルを貯金。

予算$2,184で映画を作ろうとするわけなんだけど、クルーを集めるのにメキシコの国境近くで密入国者を拾ってくる(というかさらってくるというか😅)。

ちょっとしたことなんだけれどもめちゃくちゃおかしくて。



それからワンコのベッツィの貢献度がすごい。

このワンちゃん、カウチでしょっちょうお腹を上に向けてゴローンとだらしなく寝そべっているんだけれども、演技でやらせたわけでなくこのワンコがそういう姿勢でいるのが大好きだったらしく、そのまま採用することにしたそう。

でももう本当に画面の隅とかにでもこの子がその姿勢で写っているともうおかしくておかしくて。

もちろん劇中の映画作りにもすごい貢献をする。

そのシーンもおかしくてしょうがない。



そしてエディ・マーフィ。

この映画で二役演じている。

売れっ子アクションスターのキット・ラムジー。

知らないうちに「Chubby Rain」のシーンを撮影されるハメになり、そのせいでおこるわけのわからない事態のせいでどんどんノイローゼに。

 そして主人公にキットに見た目が似ているということで雑用係として雇われるジフ。こっそり撮ることが不可能なシーンを彼がスタントダブル的に演じることになる。

このジフがなんというかお兄ちゃんのチャーリー・マーフィっぽくて!ジフを演じるのにお兄ちゃんの要素取り入れてたでしょー!!!って感じでもうおかしくておかしくて。

もう相変わらずの見事すぎる演じわけ。



いやー、ほんっと面白かった!!!



ところで監督のフランク・オズってヨーダの中の人なんですね!

しかもクッキーモンスターもこの人とは知りませんでした〜!

あと何気にスタークさんも出てました!
けー

けー