スターウォーズやってはいけない復習その13
スターウォーズを間違った視点から見直そうという反面教師的復習方法でお送りしたシリーズもいよいよ今回を入れて2つ!!!!!
さぁ涙を拭いて復習していきましょう。
前作衝撃だったインド版スターウォーズに対抗して今作はまさかの中国版スターウォーズ!!!
配給は片腕のパイオニア、ジミー・ウォング大先生を輩出したショウ・ブラザーズ!!
これはもしや期待できるのでは……!!
オープニングは確かにスターウォーズっぽ…
詐欺だ!!詐欺にあった!!!
まずスターウォーズじゃねー!!!
完全に現代のお話じゃねーか!!!
どっちかと言うと未知との遭遇ですな!!!
通気口の所でマリリン・モンローのモノマネするな!!
それは猿の惑星のつもりかい?
とりあえず話が全然繋がってなくないかい?
しかし、さすがはショウ・ブラザーズ。制作費だけは無駄にかかってる感じはする。
特に宇宙船襲来のシーンは本家(未知との遭遇)に匹敵する照明具合ですよ!
90分映画ですが1時間ちょっと過ぎた辺りからようやくスターウォーズの世界に突入!!!
一応ジャケット詐欺ではない事で安心しましたよ。
宇宙船内にてダースベイダーもどきが登場!!!
さすがにアーリャマーンよりはクオリティ高いですが、胡散臭さは満載ですよ!!!このダースベイダーもどきと一般人がライトセーバーで戦う訳ですが、食らっても電流ビリビリって程度!根本的に違う!!
そして一般人がとうとうとんでもない事をやらかした!
ダースモールもびっくり、ライトセーバーが急に半分に折れて、真ん中には鎖が…ま、まさかこれは…《ヌンチャク・ライトセーバー》だーーー!!!!
新作エピソード7の《十字型ライトセーバー》もかなり衝撃を受けましたがコレに比べたらまだまだイマジネーションが足りませんでしたね。このヌンチャクの発想だけは本家を超えた瞬間と認めますよ、私は!!
ただし、このヌンチャクライトセーバー、ぶんぶん振り回して、ブルース・リーっぽく最後、自分の脇に締める!!!脇、火傷。なんじゃ、そりゃ!!本来火傷じゃ済まないだろ!腕もぎれるだろ!本家じゃ採用不可能か。。
そうこうしてるうちにいつの間に戦い終了。
一応セレモニーをパロったかどうかは知りませんがハッピーエンド。
スゴイ映画でしたが、全体を通したらアーリャマーンの衝撃度の方が強いですね。言ってしまうとつまんないし!マイナー度、レア度でいったらこっちの方が上でしょうけどね。(もちろんルーカスの公認…以前に隠してるでしょうねコレ)
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<急にマジメなうんちく>
ちなみにですが…インド版、中国版ときて、我国ニッポン版はないのか…
実はアメリカでスターウォーズ・ムーブメントを巻き起こした1977年。このブームに便乗しない手はないと東映が慌てて作った『宇宙からのメッセージ』というのならある。スターウォーズが日本で公開されたのが1978年の6月で『宇宙からのメッセージ』は2ヶ月早い4月。この頃の東映はとにかく仕事が早かった!そして当然、スターウォーズを観ずに作ったもんだからそれらしい要素なんて宇宙って事しかないのだ。でもさらに深い繋がりがあって実はこの撮影現場に本家スターウォーズのスタッフが見学に来ていて、要塞内部のシーンは『エピソード6・ジェダイの帰還』で逆にパクられたというのだから驚きだ!
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という事は…次回最終回は『宇宙からのメッセージ』なのか…いいえ。さっきも言った通りSWの要素はほぼゼロなのでスルー。
果たして…この[スターウォーズやってはいけない復習]を締めくくるオオトリ作品とは一体何なのか…アーリャマーン、ヌンチャクライトセーバーを超えるインパクトがあるのかどうか…いや、いろんな意味で相当の衝撃が期待できるでしょう。
今日の24時前後、涙の完結編を発表予定!!!
フォースを極限まで高めて待ちましょう!
~フォースと共にあらんことを~
※と言ってますがまだ見てないし手元にもありません。果たしてどうなるのやら、自分もドキドキです。