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イカリエ-XB1のharuのレビュー・感想・評価

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)
5.0
社会主義が生んだSF映画。

22世紀の地球人たちが、宇宙人を探しにイカリエ-XB1で出発。さっそく漂流している謎の宇宙船を発見するが、中に入るとたくさんの人間が死んでいた。

1963年製作チェコスロヴァキア生まれの「22世紀宇宙の旅」。「スタートレック」などの原点とも言われる、SF映画のご先祖様的な作品。CG当たり前な世代からすると、手作り感溢れる宇宙船イカリエが逆に新鮮です。ロボットのパトリックの動きがすんごいかわいい。
乗組員が多くて最初誰が誰だかわからなかったけど、ストーリーはシンプルでわかりやすいので、ちゃんとついていけました。東欧が作るSFって勝手に暗そうなイメージ持ってましたが、普通に希望溢れる良い話。22世紀のダンスはかなり斬新です。
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