さえぴー

バックドラフトのさえぴーのネタバレレビュー・内容・結末

バックドラフト(1991年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

華々しく散ったお兄さんの最期に納得がいかない!!!

だって、そうでしょう?いくら豪華な葬式をしても、何百人、何千人に敬礼されたとしても、あんな理不尽な死に方をしたんですよ?

アドコックスが犯人なのは合点がいった。彼が亡くなるのも。彼は3人もの人間を焼死させ、仲間も命の危機に晒したのだから。

でも、お兄さんはなぜ死ななければならなかったの?そして主人公は、父親も兄をも奪った消防士という仕事をなぜ続けることができるの?

なんか綺麗に終わらせてたけどだいぶ悲惨な結果だよね。男性にはわかるのかな、この主人公の気持ちが。わたしはお兄さんの奥さんみたいな気持ち。あんないつ死んでもいいとか思ってるような人、絶対安心できないし、誰かを庇ってその人が亡くなったときにきっとわたしはその誰かを恨んでしまうと思う。

全国の、全世界の消防士に喧嘩を売ってすみません。
でもなんか、あれです。ワンピースの、エースが死んだときみたいな気持ちになりました。熱い展開だけど喜べない、すっきりしない。

映像や演技などは素晴らしかったです。ロバートデニーロが特に素敵。
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