明石です

ドアをノックするのは誰?の明石ですのレビュー・感想・評価

ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)
3.8
アメリカ人は皆ジョン・ウェインの西部劇を見るべきだと信じているマッチョなワイズガイが、恋した女性の抱える秘密と、組織でのしがらみの間で葛藤する話。

三流マフィアの日常の愉快で荒削りな数コマを切り取った、マーティン・スコセッシのデビュー作。当時の時代性をそのまま閉じ込めたような作品なのに全然古く見えないのはさすが。ただスコセッシの映画は街の息遣いを感じられる風景の素晴らしさに魅力があるから、できればカラーで見たかったというのは本音。音楽の趣味の良さはこの頃からだったのですね。しかしスコセッシ映画の残りがどんどん減ってく哀しみよ、、
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