このレビューはネタバレを含みます
仕込み水。
京都をロケ地とした自然な町並み、人々の暮らしと繋がりを描いた表面上は癒し系人間ドラマ。
日常、常日頃を彩るにはもってこいの役者が勢揃いしている。
町には人が住んでいて、お店を営む側であり客であり、場所が違えばそれもまた逆の立場になったり。
言葉を交わし、世間話で終わることもあれば薄く広がる内容で盛り上がることもある。
何の毛なしな言葉から意味深な台詞まで、飲んだり食べたりする姿とともに。
沢山の人が住む世界とは思えない、余計なものが加わっていないありのままの世界観。
これをどう解釈するのは人それぞれ。