クリーム

THX-1138のクリームのネタバレレビュー・内容・結末

THX-1138(1971年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョージルーカスの処女作で、ディストピアもの。低予算ながら発想はさすがだと思うが、やはり少し物足りない。完全にコンピューターで管理され機械に働かされている姿は、気持ち悪くて良いのだが、私はもう少しスリルとか怖さが欲しかった。
25世紀の未来。地下シェルターで暮らす人類はコンピューターに番号で管理、支配され、薬を服用させられ制御されていた。主人公THX1138は情緒不安定気味で、同室者の女LUH3417は薬の服用をせず、THX1138と性的に結ばれる。 そして、彼女は妊娠。が、母体での出産は禁じられており、 LUH3417はロボット警官に連行され、THX1138も投獄される。 投獄先の施設で、元医者のSEN5241と黒人のSRT5555と出逢い、三人は施設から脱出を試みる。 しかしSEN5241とはぐれてしまう。THX1138はセントラル·ファイル室に入り込んで、LUH3417の現在位置を調べるが、彼女は既に処刑され、お腹の子供は、プラスチックの子宮に入れられていた。 一方、司令部はTHX1138達を逮捕するため、ロボット警官を出動させた。 追われる二人。SRT5555は乗り込んだ自動車の運転ミスで死んでしまう。外の世界への入口を見つけたTHX1138は、はしごをのぼり、逃げ切り地上に出る事が出来て、END。この映画が、スターウォーズに繋がって行くのだと思うと感慨深いものがありました。
クリーム

クリーム