スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督による『シルビアのいる街で』の元ネタ的な作品(英語字幕にて)。
ゲリン監督が2004年の8月〜11月にストラスブール、フィレンツェ、アヴィニョンを旅した際の写真とテキストによる空想ストーリー(白黒/無声)。
『シルビアのいる街で』では6年前という設定ですが、今作では22年前に出会ったシルビアを探す設定になってます。
詩人ゲーテが恋したストラスブールの女性、ゲリンの友人で映画批評家のミゲル・マリアスがマドリードで出会った女性についての物語なども挿入しながら、美しい女性たちの表情や歩く後ろ姿を追う。
映画というより『シルビアのいる街で』に向けての素材&アイデア習作という感じで楽しめました。