こーへー

ジプシーのときのこーへーのレビュー・感想・評価

ジプシーのとき(1989年製作の映画)
4.3
‖レンタル‖
オーマイガーな内容でした。
この主人公ほど親不孝な子供はそんなにいないはず。最初はあんなに可愛いのにどんどん悪びれて親をがっかりさせて、最後は親を泣かす。(細かくは婆ちゃん)
でも結局子供は子供なので何だかんだ言って可愛いんだなと思った。

『人を信じないと神の罰が当たる』というセリフがあるけど、信じすぎてもダメなんだと思う。実際僕も信用してる友達に600円貸して返ってこないし。
まぁそれと映画の内容では重さが違うけど、信用って怖いなと改めて感じる。

前半はそこまで楽しめないんだけど(そう思う人多いはず)、悪ベルハンになってから一気に引き込まれる。
映画全体としては圧倒される。特にラストの音楽と映像のマッチング具合は凄すぎる。
終わり良ければ全て良し。ずっと面白くなくて良い。これは映画だし。
でも欲を言えばずっと面白い方が良い。
そりゃもう面白い方が良いに決まってるから。とか言ってるとキリないしここら辺で止めとこう。