このレビューはネタバレを含みます
リリー・コリンズの役作りが凄い。ちゃんと栄養士をつけていたようだけど、ここまでやる彼女の姿勢には、摂食障害を社会に認知させる事への強い思いが感じられました。
Netflixのドラマ『エミリーパリへ行く』が好きで、友人にお勧めする機会も多いんだけど、これからはお勧めの仕方が変わってくる。
事前に読んだあらすじでは複雑な家庭環境が原因のように書かれていましたが、どうもそれだけではないようです。
インフルエンサーに依存する事の危険性も見えてきました。
それにしても、主治医のベッカム先生はずいぶんキツイ事を言うな。
精神を病んでいる人にそんな事を言って大丈夫なのか心配になりました。
イーライにはどん底を経験させるしか救いはなかったのかな?
ベッカム先生自身も重い過去を持っていそうだったからこそ言えた言葉なのかも。
全体的に重い内容でしたが、摂食障害あるあるを明るく話す女の子たちには親近感も持てたし、タブー視されがちな内容に触れる事が出来ました。