アァーーーーーー

プレイタイムのアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

プレイタイム(1967年製作の映画)
4.9

、むむむむ。
、、そういうことなのか??



前回、同監督の「ぼくの伯父さん」のレビュー時に
「親戚の伯父さんがやってきて、最終的に使えないから他の国に飛ばした?ってラストがなんとも、、、」と書いたが、
この映画でもその「伯父さん」がそのまんまで登場。

???

ってことは?
他の映画でも出てくるってこと?
そう考えると色々変わってくるぞ?


と、眉間にシワを寄せながら鑑賞。

グレーと黒と白に統一された世界。
ガラスの反射や人々の行動や建物の構造に矛盾を感じる近未来?な世界。
映画中、常に平行に、斜めに、直線的に配置され、同じスピードで動く被写体達を見てると酔ってくる感覚すらある。
この「計算して図形を書いたような構図」の嵐はベルナルドベルトルッチの「暗殺の森」を見た時と同じ感覚。
その徹底ぶりや、薄い笑いの連続、ラストまで淡々と貫かれる世界観は、「ぼくの伯父さん」同様、正直一時間過ぎた辺りで飽きるが、その世界の先まで行っちゃって、徹底的に「俺はこう!」と突きつけた様な表現に拍手を送りたい。
しかもこの年にこれだもんなー。

多分チャップリンとか。
そういう事なんだと思いますが、それはそれでどこにもない映画。
俺の知識が浅く感じる。。


未鑑賞の方は是非。
アァーーーーーー

アァーーーーーー