渋谷TSUTAYAにて。

「準新作もう一本入れると割引になるので〜」

と女性店員さんが気を遣ってくれて、
カウンター内の返却処理がされたストックから適当にこのDVDを取り出して、袋に入れてくれようとしたんだけど、手にとった店員さんがディスクを二度見した。

ディスクには『エロティック R-18』と注意書きがあった。

店員「すみません...これでも大丈夫ですか？」
某「あ、はい」
反射的に返事をしてしまった。

レンタルサービスを閉業する渋谷TSUTAYAで最後に借りたのは謎のエロティックな韓国映画だった。

どうせ借りたなら観てみよう。
確かに、主演の男女の裸体美が大変エロティックだ。
未成年の男性と成人女性との禁断の恋愛。
女性は逮捕され、関係を断ち切ろうとするものの
出所した直後からも彼からの誘惑を断ち切れずズルズルと関係を続けていく。

クライマックスは何故か両家の家族と友人、彼の元カノ、刑事、週刊誌の記者を集めてこの「禁断の恋愛」について大議論を重ねる超展開に突入。

その晩、彼はちょうど成人を迎え、晴れて関係は成立し永遠の愛を確かめ合った。と思えたが特に理由の言及は無しに破局しているシーンがラストに挿入される。ほぁ。

そんな映画でしたよ。店員さん。
渋谷TSUTAYAはしばらく休業に入っていますが、お元気でいらっしゃいますか？

ショタコン女性が未成年をただ犯すだけの韓国映画。Oマンコラボレーション。どえろす。

「緑の椅子」が原題だが、安っぽいポルノドラマのようなタイトルに変更になっている。良いのか悪いのか。

18禁の映画で、確かに裸のシーンがあるのだが、内容は下品というよりは透明感のある純潔な内容で、「18禁」と聞いて連想されるような猥雑さは皆無。

最初は実話ベースの話らしくノンフィクションっぽく始まるが、だんだん、監督が描く幻想の世界に突入する。

これがどうにもわかりづらく、話の展開をしっかり見ていないと、途端に意味不明となってしまい、最後まで見てもピンとこない。

伝えたいことがわかりづらく、だらだらした展開で、私の理解力の無さ故かもしれないが、あまり人にはお薦めできない。