ナショナル・ランプーン/パニック同窓会の作品情報・感想・評価

「ナショナル・ランプーン/パニック同窓会」に投稿された感想・評価

ロミオ

ロミオの感想・評価

3.8
72年、メチャクチャな生徒ばかり集まったリジー・ボーデン高校の卒業パーティーが賑やかに開かれていた。突然、恐怖に引き裂かれた1人の男子生徒の悲鳴が響き渡る。血も凍る、狂気の事件の発端であった。そして10年後、82年の同窓会。そのクライマックスに、突如天井から死体がブラ下がり会場は大パニックとなる。姿なき殺人鬼の正体は何者か?その想像を絶する動機とは…?異常人間ばかりの同窓会を舞台に繰り広げられる戦慄と爆笑の謎の連続殺人。製作は、アメリカの喜劇映画の歴史を変えた「アニマル・ハウス(1978)」のマッティ・シモンズをはじめ、抱腹絶倒、アダルト向けユーモアと、痛烈な皮肉を満載したアイディア抜群のパロディ雑誌「ナショナル・ランプーン」のメイン・スタッフ達。ロックンロールの神様、チャック・ベリーも特別出演。ホラーと笑いで迫る、何が飛び出すか分からない猛烈コメディ。
80年代という時代を象徴するようなコメディムービー。まず同窓会に精神異常者が紛れ込むというシチュエーションからワクワク感強め。ババ・ソーヤー風紙袋キラーが不気味でホラーな香りが漂うが、内容として恐怖感は完全皆無のお気軽コメディ。笑いの取り方が古い点は仕方無いとして、80sらしい能天気なムードとシチュエーションの良さ、悪魔のいけにえ等へのオマージュなど見所もある。今や時代に置き去りにされたVHS止まりの作品だが、役者やロケーション、資金力などあらゆる面で不足を感じないのは逆に不思議だ。ハピハピでアホらしい幕引きにも好感が持てる。深夜にこっそり晩酌しながら鑑賞したいレアムービーだ。

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