DORATARO

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のDORATAROのレビュー・感想・評価

3.7
人が最後に行き着くところは皆同じ。その過程が違うだけ。ある男の数奇な人生を通じて一生の儚さや一期一会の大切さが伝わる作品でした。設定ばかりフィーチャーされがちだけど実は普遍的で、ベンジャミンの人生のように自分の人生も色んな人との出会いによって形成されているんだなと思いました。しかし若返ってしまうが故にすれ違う恋は切なかったです。。撮影の点で言えばブラピやケイト・ブランシェットが老年期から思春期まで演じ分けているところが凄すぎました。特撮なのか特殊メイクなのか分からないけど微妙な年齢の違いがはっきり見て感じられます。10代後半くらいのブラピ特に最強でした。終盤はもっと丁寧に描いてほしかったですね。現代に繋がるような展開を期待していたので、、
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