DORATARO

レザボア・ドッグスのDORATAROのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
4.5
冒頭のシーンから虜です。
強面の男たちが交わす至極くだらない会話。颯爽と仕事(強盗)に向かうダークスーツのシルエット。同時にかかる音楽(Little Green Bag)。そして場面は切り替わり…。なんなんでしょうこのかっこよさと言うかセンスと言うか。内容は至ってシンプルだけどやはりシャッフルされた時系列とかマニアックな会話がそう見せるんでしょうか。または俳優たちの醸し出す余裕とか表情とか。特にスティーブ・ブシェミほんと好き。あとはコードネームがカラーなところとか。(なんで俺がピンクなんだよ!って軽くモメたりして)。低予算ゆえの工夫や荒削りな演出がまたイイですよね。時系列の構成は次作の「パルプ・フィクション」、密室劇の展開は「ヘイトフル・エイト」でそれぞれ進化?しています。見るのは3回目くらいだったけど全く飽きないしむしろ年を重ねて見る方が面白い。500本目のレビューだったのでお気に入りの映画を選びました〜。
DORATARO

DORATARO