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血を吸うカメラの豆onpeetsのレビュー・感想・評価

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)
5.0
良良良良良良良良良良良良良❤️‍🔥すき。


こりゃ。めちゃくちゃ
はちゃめちゃに好きな映画だって思った。🎬



役者さん達も良い。
主人公のマークがどれだけカメラに囚われているかの演出が良過ぎて分かり易い!!


恐怖演出の照明の明暗凄い。


カメラで覗いた画で殺人が行われるから、女優達の叫び顔や恐怖顔が恐怖を駆り立てる。
ブレアウィッチみたい。


ストーリーに哀愁もあって最高🥹🥹🥹


BGMもハラハラさせられる!


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1番の謎が解明される時に1番恐怖する。

「サイコ」と比べられる程の最後の衝撃‼️
が凄い。


恐怖に歪む女性たちの死体。


一体何が
彼女達をそこまでの恐怖に顔を歪めたのか。


まるでリングみたいな、、、。
ただの恐怖ではないってのが素敵。



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この作品の1番の被害者は主人公マーク。
そして加害者でもある。


この作品は、
そんなマークに焦点を当てている。


この、マーク役をやってる役者さんがまた良い❤︎
だからこそ、見てると胸が苦しくなる。


カメラを必死に抱きしめてる所が悲しすぎるし
猟奇的過ぎるし、病的すぎるし、、、。





何故そうなったのか、というと、、、。


主人公マークは幼い頃から父親に実験台として盗撮、盗聴されていた。


父親は有名な生物学者で
『子供の恐怖に対する反応』と言う実験をしていた。




マークはその呪縛に苦しめられていた。


そして、父が死に


見られる側から

見る側となり


片時もカメラを手放せなくなったマーク。

そして、盗撮を辞められなくなっていた。



彼は恐怖は喜びだと言う。



そんなマークはある日


ロレインと言う女性に目を奪われる。


彼女は美しいが右の唇が怪我により異常に吊り上がっていた。


彼はたまらなくなり、
カメラを必死に回し彼女を撮影した。



このシーンでマークが病的だと明確にわかる。


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◽︎ それでも親の呪縛からの脱出は難しい。◾ ︎


マークは親の死んだ後、家を様々な人に貸している。


その1階に住んでいる親子
ヘレンとヘレンの母。



この家族はマークを救ってくれそうだったのに、、



ある、シーンが本当に悲し過ぎたし素敵だった。


ずっと、ずっと、
マークを気にかけてくれたヘレン。



『カメラを置いてご飯に行きましょう!』って言われて、マークがカメラを置いてきた時、


一瞬、マークはカメラの呪縛から解き放たれ、


純粋な笑顔が垣間見れる。


ヘレンと一緒にいると
カメラの事も忘れられ、無邪気に振る舞えている。



んもぉぉぉぉ!!!🤯



このシーンが尊すぎるし、

だからこそ、悲しいんだよぉぉぉ‼︎‼︎‼︎



しかも、ヘレンママに『ちゃんと医者に相談しなさい!』って言われて精神科医にも治るか聞きに行くの泣ける🥹🥹



そんなマークが最後にどうなったのかは是非とも見て頂きたい
です。



沢山のカメラに囲まれ、

沢山のカメラに撮影されながら

彼は幸せになれたのか📸





📽️ネタバレ

📽️

📽️

📽️



マークの撮影してた全ての映像。
ドキュメンタリーって、、


自分の死の最後までの。
自分の恐怖の顔を撮影した
ドキュメンタリーって事ですよね、、、。



そんなもん、辛すぎる🥹


でも、それがマークの人生だったんだもんな。。


でわでわ〜👋
豆onpeets

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