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ブルーノのしあわせガイドのchakoのレビュー・感想・評価

ブルーノのしあわせガイド(2011年製作の映画)
3.5
父と息子のハートウォーミングな物語。

ゴーストライターや家庭教師をしながら気ままに生きる中年独身男性ブルーノ。ある日、教え子の一人が自分の息子だと知らされ、共同生活を送ることに・・・
といったお話。

原題『Scialla』は イタリアで流行していた若者言葉で「Stai Sereno」の略語。まぁいいから、落ち着いて、という意味だそうです。

そのタイトルように全編通してほのぼのとした雰囲気。実の父子の二人がどこかよそよそしくも徐々に距離を縮めていく過程がコミカルに描かれていき、とても後味爽やかな作品でした。
悪ガキなのに憎めなくて、いたずらな笑顔が可愛らしい息子ルカくんや、"詩人"と呼ばれる街のボスのその名の由来や繋がりにもほのぼの。

ピコピコサウンドから始まるメインテーマ曲がまた心地良く、エンディングで流れた時にはサビの部分でついつい「Scialla〜♪」と口ずさみたくなるはず♪

それにしても、15歳で赤のブリーフって・・・イタリアの男の子らしいですね(笑)
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