髙田由美

愛と追憶の日々の髙田由美のレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.9
とても共感できないような勝手な大人ばかり出てくる。一方、子供達のなんて手がかからず可愛らしいことか。特に次男。小学生になるかならないかぐらいの彼が一番人間が出来ている。
いくら自由の国の住人だからって自由すぎるだろうと思いながらもずっと観ていられるのはやっぱりキャストの魅力のせいか。今となっては大御所の面々の安定した演技と良いさじ加減の個性。ジャック・ニコルソンはさすが。
この時代の女性陣のファッションも素敵。

愛の形はそれぞれ。その表し方も。
「マグノリアの花たち」が好きな人は、この映画も好きだと思う。
髙田由美

髙田由美