KaraP

コレクションする女のKaraPのネタバレレビュー・内容・結末

コレクションする女(1967年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

久々に観たら脳内記憶が「海辺のポーリーヌ」と混ざってしまっていました。やはりメモはしておかないと!笑。


タイトルの意味だけど10年代風に言えば「収集女子」、もしくは内容に沿って言い換えれば「カタログ女子」って感じかな。

トリコロール青の記事でも書きましたけど、これもアイデさんの全編イメージビデオにしたかったのかな。と思わせておいて、周りの男性どもがホントしょうもないので、いっそう小悪魔的に仕上がってるのがロメールたる所以かしら。

特にこのブツブツ言ってる主演男子の、姿から言ってる内容や言動まで、今で言う二次元オタクさんそのものです。すっぱい葡萄扱いしてれば自分は傷つかないもんねえ。

ロメールですので、他の男性もともかく喋ってるのだけど、その内容が時代時代の価値観に則してる気がするなあ、と思った今回。例えばこの作品で言えば1967年ですよね。その当時の思想を全員が喋ってるわけです。その辺はおもしろかったな。今だったらどんなことをこの男性たちは喋りまくるのだろう。コロナ対策とか?ステイホームでの思考の変化についてなど?そういう世相の反映は興味ありますよね。


アイデさんのイメージビデオと言いましたが、フランス系はこういうクール系ファム・ファタールが多いですけど、この方の場合少しだけ笑います。それを楽しみに皆様も是非!
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