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第十七番のadeamのレビュー・感想・評価

第十七番(1932年製作の映画)
2.0
ヒッチコック初期の変わり種サスペンス。
廃屋で死体が発見されたことから宝石を巡る追跡劇が繰り広げられる物語です。
シュールな室内劇のような序盤はロウソクの火で影が踊る階段が印象的で、訳が分からないことがかえって魅力的でした。
登場人物を次々と増やしてはお話が混迷していく中盤は急失速して退屈でしたが、ミニチュアを駆使した迫力のクライマックスは素晴らしかったです。
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