60年代の白黒ゴシックホラー
光と影のコントラストが美しくも不気味

古城の中はゴシック調のインテリアで見惚れちゃう
墓地、髑髏、コウモリが素敵だし、
棺から出てくるモンスターが可愛い
レオタード着たセクシーなダンスもgood

ゴシックホラー観てると燭台が欲しくなる
蝋燭なんて使わないけど飾りたい!!

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ポルセッリの5作目で初のホラー映画。のちにエログロホラー作品をラルフ・ブラウン名義で発表するが実はコメディやサスペンス、ドラマなど何でも撮った職人監督で(50〜60年代にかけて長編12本を撮っている)本作は一般的な作品とホラー作品の中間といった感じ。階段の上下、地下室等の空間を活かした演出、近しい関係の女性2人が対立するプロットは如何にもポルセッリ的。ジャズダンスが激しくて良いし、撮影も美しく、モンスターのメイクもユニーク。

『デリリウム』『イザベルの呪い』のポルセッリ監督の初期作品。重厚なモノクロの撮影で思いのほかちゃんと作っている。吸血鬼の造形もユニークで良い。

女吸血鬼をバーバラ・スティールが演じていれば、より格調高い作品になっただろう。