りんとん

永遠の僕たちのりんとんのレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
3.5
旅立つ側と、見送る側どちらが辛いのかな…。
絶対避けられない死をどう受け入れたらいいのだろう。

最初振り向いた時のアナベルが、首飾りの少女のように美しくて…。
ミア・ワシコウスカ美人!ベリーショートで美しいのは本物の美人です。

加瀬亮の存在が少し薄かった気もするが、カミカゼ特攻隊の生命観がこの映画にとって重要なものだったと感じる。
ヒロシがアナベルを好きになって物語が展開していくのかな?と思ったらそんなことはなかった。

自ら死ぬことが国と家族の名誉を守る…セップクして責任をとるとかね。
外国からしたらクレイジーすぎますね。日本人からしても理解できないもの。

たった3ヶ月と決められて?いたら愛で詰まった時間しか過ごせないよね。
たまごを2つに割ったら、彼女の思い出だけがトロリと流れ出てくるだろう。そんなフレーズが好きな小説にあったなあ。

1秒足りとも生死を忘れることのできない映画でした。
朝起きることができるのも、愛する人を愛することができるのも当たり前じゃなくて、喜びなんだね。
りんとん

りんとん