友ニ

引き裂かれたカーテンの友ニのネタバレレビュー・内容・結末

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 単純におもしろかったです。
 私自身ヒッチコック監督作品を鑑賞するのが三作目ですが、やっと良さが分かりました。

 当時の東西冷戦を背景に、P.ニューマン&J.アンドリュース共演のスパイサスペンス。脚本も丁寧に作り込まれていますし、大スターが出るということで映画全体もゴージャスな雰囲気があります。
 
 後半のリレー形式の追いつ追われつの展開が、まぁありがちではありますが、ドキドキしました。
 
 そして、なんと言ってもリラ ケドロヴァという女優さんのシーンが非常に印象に残ります。
 1966年ですから、まだまだ西側にとっては東側の情報など知ることが難しい時代だったでしょうし、この女性の存在が西側へのメッセージだったのでしょうか。
 彼女が涙を流してアメリカへの亡命を懇願していたのには、思わず胸が熱くなりました。
 あの二人の介助によって無事に亡命できたのか、非常に気になりました…。
 
 
友ニ

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