ハリウッド映画には無いユーモアとウィット の刑事アクション
日本劇場未公開で、観終わってからこの映画がカナダで歴代興業収入を更新した大ヒット作と知った。
多言語文化圏のカナダの特徴をユーモアで皮肉りながら、軽快なテンポのポリスアクションで楽しませてくれる。
英語圏のトロント州とフランス語圏のケベック州の州境で殺人事件が起こり、遺体が州を跨いで放置されている冒頭。
その遺体をトロント側とケベック側の二人の刑事が引っ張りあっているうちに、なんと真っ二つ!!
二人の刑事は言葉の違いだけでなく、ことごとく異なる価値観の捜査を展開。
見ているこちらは字幕でしか分からないはずなのに、フランス語と英語を操る二人の刑事の何とも言えない軽妙なやり取りがGood!!