このレビューはネタバレを含みます
本場ルーマニアから英国ロンドンへドラキュラを輸出しちゃうお話だった。
監督のアンドレ・ウーヴレダルはホラー作品が得意のようだが 、今までご縁が無く本作が初めての鑑賞。
謎の木箱を積んだデメテル号はロマンティックな佇まい。
原作には登場しないというケンブリッジ大卒の若き黒人医師が、良いバランスとなっている。
『ドラキュラZero』でドラキュラが実在の貴族がそのモデルと知ったが、いったい誰がこの木箱を発送したのか?
木箱に貼られたラベルにも名前は無い。
原作小説の一部の映画化との事で、もしかしてその謎は解き明かされているのかも。。
夏の終わりにピッタリな物語。
何れにしてもドラキュラ公は無事にロンドンの闇に消えたようだ。