Mariko

スペースキャットのMarikoのレビュー・感想・評価

スペースキャット(1978年製作の映画)
4.0
最初に断っておくと、かなりのネコ加点あり。

ひと頃Twitterで一部のネコ映画好きに話題になってたので、時間ができたら観ようと思ってたやつ。
私はメアリー・ポピンズ(60年代だけど)にはじまり『ラブ・バッグ』とか『ベッドかざりとほうき』などの、今となっては一般的には「チープ」と評されることの多い70年代のディズニー実写はかなり好きなので、これ全然アリ!
とにかく「エイリアン」であるところのジェイクはひたすらにネコ(フォースが使える(笑))で、これがまたCGない当時どうやって撮ったんだろう?とそればかりが気になってしまうくらいの名演っぷりなのでネコ好き的にはそれだけで堪能できる。
しかも話も、まあ子供騙しと言ってしまえばそれまでだし後半かなりだるい場面もあるけど、テーマ的にはE.T.に先駆けること数年で、しかも主人公(ネコじゃない方の)は大人で、結構笑える。私はかなり好き。

ただ、日本語字幕がないため、吹替で観るとこれが流石にオールドファッションで観る気を削がれることこの上なく、仕方なく英語音声/字幕英語で観たので、これを吹替で観たらどうなのかなあというところではある。誰もいないとは思うけど、これから観る方は是非英語で!「宇宙最高の生きものであるネコの存在は映画のどの要素にも勝ってしまうこともある派」(いるのか?)にはオススメ。

ちなみに音楽はラロ・シフリン。
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