アスペルガー症候群のハーンはアメリカに渡り幸せな生活を送っていた。
しかしアメリカ同時多発テロよって生活は一変。彼は大統領にある言葉を伝えるため旅に出た。
歌も踊りもないインド映画。9.11によって起きた宗教的差別を描いた映画です。
イスラム過激派のテロのせいで、善良なイスラム教徒も偏見の目に晒され迫害されてしまう。
日本人にはなかなかピンと来ないテーマが、映画ではわかりやすく描かれています。
そして主人公ハーンはアスペルガー症候群ゆえへの純心さがあり、その一途な行動にグッときます。
シャー・ルク・カーンの一貫した演技はちょっと極端すぎたけど凄かった。
シリアスとユーモアをバランスよく織り交ぜた家族愛の映画でもありました。
ただ現実味がなさすぎる展開かなとは…どうしても思ってしまいますはい。
