クレミ

ザ・バニシング-消失-のクレミのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
4.3
不快。とにかく不快。
現実的でとても残酷なことを、淡々としてさらりとした映像で逃げ場無く見せつけてくる。キューブリックが恐ろしいと評したのも分かる。トンネルを抜けた先に恋人がいるイメージと、後半の車のシーンからラストまでのイメージが重なるのが超怖い。抜けた先にある真実とその現実味の落差にじわじわと心がやられていく。迂闊に見たのが間違いだった。年々この手の映画が苦手になっていく。
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