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セント・マーティンの小径のotomのレビュー・感想・評価

セント・マーティンの小径(1938年製作の映画)
5.0
中年男子的には死にたくなるけども、男前なラストで締めるチャールズ・ロートンで更に泣ける。下手したら殺人事件が起きてもおかしくないケースだな。すっとぼけ全開の超天使な自由ちゃんことヴィヴィアン・リーの潜在的な高嶺の花感で結構良い子、それだからこそ惹かれるし、諦めもついて丸く収まっている状態。外から中へ、中から外へと絶妙な具合に描かれる生きる環境の差の切なさったらない。イギリス的4人のルーフトップコンサートっぽい描写や良い仕事するワンコとサブな見所も多数。
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