セント・マーティンの小径の作品情報・感想・評価・動画配信

「セント・マーティンの小径」に投稿された感想・評価

Makiko

Makikoの感想・評価

3.6
戦前のロンドンってこんな風だったのか。この2年後にロンドン大空襲があったとは信じられない。

ヴィヴィアン・リー、チャールズ・ロートン、レックス・ハリソンと名優揃い。コソ泥をしていたところ才能を見出され、野心たっぷりに出世していくヒロイン。対照的に、芽が出ないまま中年になってしまった大道芸人からは哀愁が漂う。
いかにもイギリス映画という感じで、役者がみんな「芝居臭い」芝居をしていた。声がでかい。ビターな結末は、アメリカ映画とは一線を画す。

ヴィヴィアン・リーのファッションが素敵!シャツにネクタイ、ジャケットにベレー帽なんて正にロンドンスタイル。路で踊っている時のトップハットにサスペンダーも可愛いし、舞台女優になってからの衣装も華やかで綺麗。

あと、ヒロインが芸名をつける際に “Just Liberty. Like Garbo, see?” と言っていて、当時のガルボの存在感の巨大さを実感した。
sourug

sourugの感想・評価

3.6
ちょっとしんどいかなー
この結末にするなら主人公はヴィヴィアン・リーで良いでと思います…
誕生日ケーキ作るのもはしゃいでた頃の彼女がもうあの頃に戻ることはないって考えると本当に辛いですねー
彼女の中で思い出は消えなくても、小っちゃい温もりが消えた感じがして正直ハッピーエンドとは言いがたいですね。
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

4.0
名優チャールズ・ロートン劇場ともいえる傑作。
映画は色々な楽しみ方があるけど、生身の俳優が演じる一級品の演技を堪能できる事こそ醍醐味であると思う。本作はその模範例みたいなもの。
冒頭の詩の朗読から仲間との大道芸、最後の酒に溺れて落ち目になった姿など全てが素晴らしい。話は少しベタなところもあるが、ロートンの名演が帳消しにしてしまう。
相手役は猫系の顔なので、ちょっと苦手なヴィヴィアン・リー。でも、空き家でのダンス・シーンは美しかった。
チャールズ・ロートンが主人公でヴィヴィアン・リーがヒロイン役で出演していました。この二人って共演していたんですね。大道芸人役のチャールズ。本名と同じだから余計に主人公の姿がチャールズに投影されます。ヴィヴィアン演じる美しい十代のリバティに片思いをします。ジェラシーに身を焦がすチャールズ。現代の映画ならもっと復讐の炎を燃やす演出にするかもなと思って見ていました。ヴィヴィアンはチャールズに対して精神的にも肉体的にも、ど突き回すけどチャールズはヴィヴィアンに手を上げないんですね。見てて安心だけど切なくなります。
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.7
心優しい大道芸人をチャールズ・ロートン、彼に才能を見い出される生意気だが美しいリビーをヴィヴィアン・リーが演じた、心温まる作品だった。

ありがちなストーリーかもしれないが、その教訓と大道芸人の優しさが胸にしみる。


大きな鏡に光がさしこみ、その中で優雅に舞うリビーの美しさ。
そしてやはりヴィヴィアン・リーらしい、コロコロ変わる表情の豊かさがとても魅力的。

彼らを結びつける音楽が印象的である。同じメロディによって時をつなげる、懐かしい音楽を聞くと、すぐにそのときの映像が思い浮かぶのと同じ効果を生み出している。

レックス・ハリソン、もうマイ・フェア・レディの教授みたいな役どころを、すでにこの作品でしていた。

「大道芸人も物乞いも同じようなものよ」という発言に対して、カチンときたようなリビー。
彼女の性格からして、スターになる動機に納得のいくものである。
尺が短いものの、端的にわかりやすい筋があるため、不自然なつなぎになることがあまりなかった。

冒頭のシーンとラストシーンが同じようで違う。
その比較によって、よりまとまりの良い作品となっているのだろう。


起承転結がはっきりしており、ストーリーがわかりやすく観やすい。
そして豪華な俳優陣の競演も見ものだった。
きさき

きさきの感想・評価

4.0
フライパンで自分の顔をよく見て!って台詞はこの映画だからこそ。私も真似しよ😄
coccon

cocconの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

根っからの悪い子じゃなくてホッとしたラストでした、良い子だな。「フライパンで顔を見てみたら?」が衝撃だったので。笑 ちょっと年の差がありすぎるよー、美人さんと接してデレデレしている姿が仕方のないことなのだけれどおいおい、と思いながら見てしまった。男性には年の差なんてあまり関係ないのかしら。ヴィヴィアンリーがケーキ作りながら待ってる姿が可愛かった。今まで女っ気がなかったのにそんな事されちゃったらね…ちょっと胸が痛い。
monaminami

monaminamiの感想・評価

5.0
なんとも、小悪魔なリー子ちゃん。最初の衣装とかネクタイにベレー姿でおしゃん!
男を踏み台にのし上がるのよっ、と思いつつもラストのシーン良すぎて泣くわ〜
にゃんこにわんこにロンドンの古い下町のがやがや感もほのぼの。
otom

otomの感想・評価

5.0
中年男子的には死にたくなるけども、男前なラストで締めるチャールズ・ロートンで更に泣ける。下手したら殺人事件が起きてもおかしくないケースだな。すっとぼけ全開の超天使な自由ちゃんことヴィヴィアン・リーの潜在的な高嶺の花感で結構良い子、それだからこそ惹かれるし、諦めもついて丸く収まっている状態。外から中へ、中から外へと絶妙な具合に描かれる生きる環境の差の切なさったらない。イギリス的4人のルーフトップコンサートっぽい描写や良い仕事するワンコとサブな見所も多数。
momo

momoの感想・評価

3.7

ヴィヴィアン・リー見たさで鑑賞✨
ローレンス・オリヴィエとの恋を温めていた頃のヴィヴィアン♡ 大道芸人の一員として、シルクハットにストライプのパンツ!音楽に合わせステップを踏む彼女の姿を見るだけでも十分価値があると思う。
そしてこの翌年、
彼女は伝説の『スカーレット』になる!
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