最初こそかっこいいナンパの仕方で乙女の心をさらっていくものの、終盤からはクズ男まったなし!のデイヴィッドとどんどんきれいになっていくジェニーの対比が面白い。
キャリー・マリガン、実はあまり好きじゃないんだけど、メイクや髪型、ファッションがかわいいくて本作の役によく合っていたと思う。
エマ・トンプソン、オリヴィア・ウィリアムズ、アルフレッド・モリーナらジェニーのまわりの大人たちの存在感もいい。地味だが、少女が大人の女性へと背伸びする不安定な世界を強調するために必要な面々である。
どうでもいいけどケーキのはじっこが大好きなマシュー・ビアードのこと、みんな忘れないでね(扱い酷くない?)。にしても音声解説を聞いているとマシュー・ビアードはロネ・シェルフィグ監督のお気に入り、すなわちMy boyなんだよなあということがよく分かる。