はま

アメリカン・ドリームズのはまのレビュー・感想・評価

アメリカン・ドリームズ(2006年製作の映画)
1.9
ちょっと休憩?ヒュー・グラント祭り

平均スコアも低いしRottenTomatoesの評価も悪いしその辺りは覚悟して臨んだんですが、納得のつまらなさでした(笑)
話にまとまりがない、意味が分からない、ノリが分からない、ジャンルも分からない… とにかく退屈で、それでも最後まで見ようと頑張って迎えたご褒美がこの後味かぁ…と思うと時間の無駄だったような気がしてならない。
それでもヒューが見られれば私はそれでいいんです。そういう人だけが見るべき選ばれし映画なのかもしれない…

あらすじを書こうにも上記の通りまとまりがなさすぎて…頑張って書いても
【アメリカンドリームズという大人気の素人オーディション番組に出ることになった2人と、その番組司会者と、ゲスト審査員を務める大統領のお話】
…って全然伝わらんし(笑)
そもそも全員にスポットを当てすぎて主人公が行方不明。ヒュー主演の『Re:LIFE』でも言ってたよ、脚本には主人公の意思が大事だって←

そんな感じで誰が何なのか、どういうポジションなのか訳も分からないまま場面がコロコロ切り替わるから、見ているこっちの感情も行方不明。感情移入とかする隙もなくただただ眺めて終わりました…。

私はいいんです。「ヒューかっこいいなぁ。この髪型2番目ぐらいに好きだわぁ」とか思いながら見られましたから。
大統領に至っては物語の中にその必要性がこじつけられてて可哀想ですらありました。誰が見ても分かる「ああ、このために書かれた役か」感。だから存在が意味不明だったよ…。

見終わって気付いたけど、今作の監督さん『アバウト・ア・ボーイ』の方じゃないですか。ヒュー主演。名作…だったんだけど…。
まぁ人生には浮き沈みありますから…(?)
はま

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