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彼女と僕のいた場所のatsukiのレビュー・感想・評価

彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)
3.5
孤独になりたくない。歳を取りたくない。無責任でいられる状態を捨てたくない。だから「自分の時間が人生の延長のような気が」する。留守番電話の虚しさ。その停滞していた人物が気付いてしまったとき、左方向の移動撮影(から停止)→フレームアウト-フレームインがいい。結局のところ、パスポートがなくて切符は得られなかったけど、あの構成から未来ではなく、過去に遡って「長年のカップルだったらいいのに」。話のベクトルがすごいレンタルビデオ店と火柱が長すぎるライター。
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