セガール幹事長代理

ピーチガールのセガール幹事長代理のネタバレレビュー・内容・結末

ピーチガール(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

見た目は遊んでそうだけど実は真面目という設定の黒ギャルが上映時間116分のうちに彼氏を4回変える映画。
“見た目が派手な女性は実は清楚”論を唱える全国の童貞どもへの喝とも捉えられる、狭心症を悪化させかねない作品となっています。

溺れた直後なのに髪が濡れてないとか、リストカット直後に運ばれるのが病院じゃなくて保健室だとか、盲腸の手術直後なのに人間一人(167cm47kg)を片腕で持ち上げる(※1)とか、蓮舫だったら終始ブチギレるであろう点が山積しています。
(※1)ダンベルを広背筋だけで持ち上げるベントオーバーローというワークアウトがあるんですが、相当鍛えた人でもアップなしで47kgは厳しいのです。

しかしながら女友達の私物や彼氏を積極的に奪おうとするヒロインのライバルの女の子、名前は忘れましたが彼女は残念な顔面レベルを差し引いても、しっかりキャラ付けがされており好感が持てました。
友達と風俗にいって、友達が指名した女の子が異様に可愛く見えるあの現象に遭遇した人なら共感できると思います。
でも通学路でパパ活やるのは辞めたほうがいいよ、とも思いました。

ちなみにヒロインがお祭りで彼氏と元カレに会ってしまい、最終的に両方ふるっていうシーンが個人的に最もお気に入りで、(俺も含めて)男3人で飲みに行こうと誘いたくなりました。
なんなら俺のボトル飲んでいいよって言いそうになりました。

フィルマの平均スコアはこんなもんかって感じですが、原作コミック3巻(kindleで0円)まで読んだ上で鑑賞した自分としては、正直そこまで酷いとは思いませんでした。
あとキーパーソンの男の一人(喋らない方)が途中から俺のイチオシAV男優であるイセドン内村にしか見えなくなって全然集中できませんでした。