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北北西に進路を取れの大大のネタバレレビュー・内容・結末

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】
広告会社の営業をしている主人公。
仕事中に、突如犯罪集団に拉致されるが命かながら脱出するも、飲酒運転と殺人の容疑をかけられてしまう主人公。
自分の身の潔白と犯罪集団が何者なのかを解明し、犯人への復讐をするために、警察から逃亡しながらも独自に調査をしていく。そこで自分に手助けし、誘惑までしてくる謎の女性に出会うが、主人公は彼女が犯罪集団の一味であるとにらむ。
命の危険を感じた主人公は警察に保護されることを選ぶが、逮捕されるどころかFBIに身柄を渡され、FBIが犯罪集団に潜り込ませたスパイに勘違いされたことで拉致されたのだと告げられる。そして、謎の女性は犯罪集団に潜入捜査させているFBI側のスパイであることがわかる。
彼女を救い出そうとする主人公が動き出すが、彼女がスパイであることが犯人たちにバレる。そんな逆境の中、犯人との崖での死闘を経て彼女を救い出し、結婚する。

・とことん不条理な状況に追い詰められる主人公
→犯人に突然拉致されて、強引に酒を飲まされながら命かながら車を盗んで逃亡
→警察に捕まり、盗難と飲酒運転で逮捕される主人公
→後日、拉致された先の人物の名前を辿って本人に会いにいくも、その場で何者かに暗殺される
→殺人の容疑をかけられる主人公
→→この泣きっ面に蜂感がすごい

・主人公の動機がコロコロ変わる
→突然の極限状態から脱出したい
→身の潔白を晴らしたい、復讐したい
→命の危険から逃れたい
→彼女を救い出したい

・突然のラブシーンがエロい
→食堂車からの会話のなかでいい感じの予感を醸す
→個室車両にふたりきりになっていい感じ
→そこで警察にバレそうになる危機を乗り越える
→SEX
→→★危機をふたりで乗り越えるとその人物同士の距離は一気に縮まる

・突如現れるマイクロフィルム
→シナリオを盛り上げる後付けアイテムっぽい

・シナリオの型が組み合わさりまくってる
→「命の危険から逃げろ」「ふたりはベストパートナー」「金の羊毛」
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