スコンと抜けて笑えたり、いきなりふっと胸をえぐられたり。素晴らしい映画でした。
最初はガチガチ堅物オーヴェが怒鳴る姿にハラハラとしていたけれど、だんだんとそれがほぐれていく。殻が剥がれていくと言った方がいいのかな。いつのまにか愛おしくてたまらなくなっていました。低い声も心地いい。
とてもあたたかい気持ちで観終わることができました。
少しずつ振り返られる過去と、今の現実のバランスもとても良かった。
こんなにも良い作品、“最強のふたり”同様、邦題の付け方をもう少し考えてほしい。もったいないもったいないだよ。