素潜り旬

不安は魂を食いつくす/不安と魂の素潜り旬のレビュー・感想・評価

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不安(アンビバレンス、やん
魂(が重なる
食らう(ナチス・・・
二人は幸せ。だから不安。アンビバレンス、やん。良い気分のようだが、どことなく気になるナチスの影。俺は引っかかり続けるが男は気にしていないのか、描写がないだけなのか、不安になる。俺の魂を食らう。どんどん食らう。ヒトラーが通った店で俺の魂を食らう。半ばで消滅する俺の魂なんてことにならなければいいが、不安。アンビバレンス、やん。

不安(程な
魂(はどこに
食らう(ス・キンスキーは関係ない
男はクスクスが好きだ。ただ食べるシーンはない。しかし不安は魂を食らう。クスクス、笑う奴らがいる。耐えられない、食べられない。食べられる。クスクス、笑う。

不安(ファスビンダーの登場
魂(の置き場所が曖昧な役ばかり
食らう(現実を侵食するように
時間が解決する、だから旅行にいく。いいアイデア。さすがファスビンダー。ビールを飲む。煙草を取りに行けという。義母が行こうとする。妻が行こうとする。自分で行く。全部自分で行く。彼の手法。自分で行く。誰かに行かせない。自分で解決する。だから旅行にいく。変わっているのは周り。だが行ったのは自分。変えたのは自分。

不安(なまま
魂(が定まり
食らう(だけなのだ
踊りで取り戻す、主体性の回復、できている?できていない、倒れる、倒れない。立ち上がる、立ち上がれない。立ち現れる問題、立ち上がれない問題。このまま終わる。それでもいい。
素潜り旬

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