フェイスノーモア

黒部の太陽のフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

黒部の太陽(1968年製作の映画)
3.5
石原裕次郎・三船敏郎等主演、黒部ダム建設を舞台にしたドラマ。

黒部川上流のダム建設のために山を抜けるトンネルを掘ることになった男たちの闘い。

全編合わせて3時間以上という大作なので、途中でやや中だるみ感を感じつつも緊迫感のある展開の連続でなかなか楽しめました。
50年前の作品ですが、やはり当時大人気を誇っていた大スターが揃い踏みしているだけあって見栄えは良かったと思います。
特別にセットを作り、実際にけが人も出たというトンネル工事のシーンも圧巻の迫力です。

自分が生まれる前の物語だけに価値観等理解し辛い部分もありますが、高度経済成長期の勢いのようなものは感じました。
登場人物の服装などにそこまで古さを感じなかったのはやはり定期的にリバイバルされるからでしょうか(笑)