このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2
良い点
◯たぶん勝手に字幕で“章節”にして区切っていると思われますが(英語テロップはなし)、各章(エピソード)20分前後で構成されているので分かりやすい。
◯ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの芸達者ぶりには驚いた!
顔がティム・ロスに似ているのでタラちゃん作品に合ってるし。(笑
残念な点
●全体的に無駄話で間延びしてテンポが悪い。
まっその無駄話がタラちゃんらしさではありますが…。
☆総評
それなりに楽しめましたが観終わって全然スッキリしない。
最初のエピソードからして“復讐”を遂げるのが一番ベタなオチではありますが、復讐相手は会場にはおらず、しかも彼女…。
“個”ではなく“属”までを憎み復讐相手として捉えればそれはそれで目的は果たしてるとも言えますが(火事よりもバスターズがそれをしてますが…)、劇場を逃げ惑うなかには軍人の奥さん等もいた訳で、“ナチ”をやっつけざまぁみろにはならなかった。
そこがタラちゃんの狙い、“戦争”なんてものは…という皮肉であれば良いのだが…?
2021年62本目(+短編4本)