ハラハラサスペンス+荒唐無稽さを組み合わせた作品だが、自分的には正直乗れなかった。サスペンスにしろ、敵キャラの造詣にしてもユーモラスな所がブラックというより真剣味を削いでいるそうに感じられてしまった。どうせなら敵はシリアス方向で魅力的に、バスターズ達をアホパワーでなんとかしちゃうキャラにした方が良かったような。私的にはやはりタランティーノは、「パルプフィクション」や「デスプルーフ」のようなトンデモだが、嫌いになれない方向のほうが好きなのかもだ。ナチ高官の配役も「ヒトラー最後の~」の印象が強すぎて…。