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イングロリアス・バスターズのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

3.8
Inglourious Basterds:クエンティン・タランティーノ監督、脚本、クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ロラン、ブラッド・ピット主演、2009年作品。タランティーノ流の戦争映画。舞台は第二次世界大戦中のドイツ国防軍占領下のフランス。

意外とまだ観ていなかったタランティーノ作品のようやくの鑑賞。タランティーノ監督がナチス・ドイツのプロパガンダをテーマにするなんて、どうなんだろう?と思っていた。しかしいかにもタランティーノ節を効かせた構成や演出が良かったと思う。5章のチャプターに分けたり、テーブルを囲んで会話するシーンが多かったり(笑)

画づくりの巧さも活きていて、軍服姿の凛々しいこと、メラニー・ロランの美しいこと。この作品のメラニー・ロランは特に素敵で画になるシーンが多いと思う。あとは嫌らしい憎たらしいキャラのクリストフ・ヴァルツの存在感が抜群。

音楽も渋いソウル、ロック系のサウンドでタランティーノらしいと思う。暴力描写は少しやり過ぎな印象も!?タランティーノ作品でも好きな方だろうか。また観たいと思う。
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