自分は感性が他人とズレてるので世間では"駄作"とか"最低"とか言われてる映画を好きになる事がよくあるんですが、本作もそんな映画の1つです
今や『床ジョーズ』や『ハーミデーター』などエロパロディポルノを多数リリースする事で知られたコンマビジョンのホラー専門レーベル"DarkRabbit"からリリースされたトロマ産の"開始20分程度で犯人が大体予測つく"という80年代へっぽこスラッシャーホラーです
そしてその予想は恐らく的中します
『エクスタミネーター』や『グリズリー』に出演した名優クリストファー・ジョージが女子高生をジロジロ眺める変態教師役で出演していますがそれ以外のキャスト&スタッフはほぼ無名揃い
残酷描写も皆無、演出も平凡(悪く言えばショボい)
そんな映画、普通は好きになれる筈ないんですがオープニングで流れる"The Winner"というディスコミュージック調のテーマ曲が耳にこびりついて離れなくなります
ドナ・サマーとかブロンディとかその辺の音楽が好きな人は1度見てほしい
ちなみにハーブ・フリード監督は『封印殺人映画』にも出演して本作について言及しています