「アルゴ」の前からベン・アフレックの監督としての才能を感じさせる作品。テンポよいのがいい持ち味。ただ役者としては、弟さんのケイシー・アフレックのほうが好きだな♫
原作はクリント・イーストウッドの「ミスティック・リバー」と同じ人なんですね。それでこんなに違う方向性になるのは、やはり監督の違いというわけで映画のおもしろいところ。
それでも、両作品とも舞台となるボストンの街の描かれ方には愛を感じた。なんだろう、ちょっと治安は悪いけど、すごく魅力的な街だと思う。たくさんのアメリカ映画を観たけれど、「街」としてこんなに素敵だと思ったのは初めてだ。
悪い言い方だと「グラン・セフト・オート的」とも例えられる笑