しゅう

グラディエーターのしゅうのレビュー・感想・評価

グラディエーター(2000年製作の映画)
3.7
午前十時の映画祭にて字幕版を鑑賞。

21世紀にこのスケールのローマ史劇を復活させた事は素晴らしい。

冒頭のローマ軍対ガリア人の合戦シーンやコロッセウムでの戦車や虎まで交えての決闘シーンなど、今の映像技術ならではのスピード感と迫力に満ちているし、剣闘士という題材に相応しい見せ物根性に溢れた演出も愉しい。

ただ、平場のドラマ部分ではどうにもリドリー・スコット的な大味さが気になって、ラッセル・クロウの葛藤やホアキンの狂気も通り一遍に感じられる。
しゅう

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