古代ローマ帝国を題材にしたフィクション作品。
ミッション・トウ・マーズを観に行ったとき初めて映画CMを観て、
魂を感じました(笑)
漢(おとこ)の映画!ですね。
監督は「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット。
映像にこだわりをみせる監督だけあって、
はっと思わせる一瞬があります。
無敵の剣闘士(グラディエーター)、
主役のマキシマス将軍を演じるのはラッセル・クロウ。
そのその存在感、百戦錬磨を感じさせる剣捌きや、
ふとした哀しみをおびた眼に説得力があります。
対するにっくき敵役、コモドゥスを演じる
ホアキン・フェニックスと
存在感の上でも戦っているように感じました。
このホアキンは「スタンド・バイミー」等で
素晴らしい演技をみせて、
残念ながら若くしてこの世を去った
リバー・フェニックスの弟なのはいまや周知の事実。
また主人公マキシマスの息子役には、
あの感動作「ライフイズビューティフル」で非常に印象的な息子役
ジョズエが出演しています。似ているなと思いましたが、
エンディングクレジットで確認しました。
コロシアムや古代ローマの街並みをCGで再現しており、
時代背景に厚みを持たせています。
この映画は音響と映像でずいぶん印象が変わります。
DTS環境のある方は、是非
この作品を再生してみて下さい。
音の作り込みがスゴイです。
もちろん作品としても、
ホアキンの凄さを知った作品であり
納得の脚本。