まりぬ

アングスト/不安のまりぬのレビュー・感想・評価

アングスト/不安(1983年製作の映画)
3.6
ここのあらすじ欄、簡潔すぎて面白い笑

犬は無事です。ご安心ください。で、おなじみのやつ。

犬が無事なら見てみるかぁ〜!なノリで見たけど長期に渡り封印されてたのはなんか分かる。

冒頭から犯人目線の画角酔う〜。
あんまりこういうので気持ち悪くならない方だけどこれを映画館で見てたらぐわんぐわんするだろうな。
BGMも時代感じる。
なんでそんなテンションの曲をチョイスしたのだろう。笑

犯人、おかしさがガチ。
演技上手すぎ。まじでこういう人なんじゃないかと思うくらい怖い。
完璧だとか計画があるとか言ってるけど強迫神経症とかパニック障害みたいな感じがあって少しでも焦燥感煽られると途端何もままならなくなるところがそれっぽすぎて。
数秒でちょっと前にしてた思考と正反対な事を思ったりするところとか、
遺体運んでる最中も興奮してんだか手こずってんだか分からんとこも怖かった。

最後に常識的な罪悪感の観念が無いけど人間関係のせいだし精神疾患じゃないって言われてるのが一番の恐怖。
どう見てもしっかり患ってるーーーー。

あと犬、無事どころか結構存在感があるのが面白かった。
しっぽ振りすぎやろ。可愛いな。
すごい人懐っこい。
まさかついてくるとは思わなくて笑ってしまった。めっちゃお出かけ気分じゃん。

総合すると怖いんだけどシュールな笑いもある謎ジャンル映画って感じだった。
まりぬ

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