このレビューはネタバレを含みます
素敵な映画でした
主人公の移動時に付いて回るようなカメラが印象的
スタートの「撃ちますね」っつってから人殺すところでグッとひきこまれました。
まあ、いっちまえばスーパー殺人鬼がわりとうまいこと擬態して
釈放と同時に一家を惨殺する話です
いや、だから量刑とかの問題って大事だとおもうんですよね
ウトヤ島観たときも思いましたが、死刑がないのはどうなんだろうなーと考えてしまいます
死刑がないことにより、殺される必要のなかった人たちが殺される
この犯人は結局終身刑です
とはいえ、精神鑑定やらでその人に与える罰の重さを考えねばならず、かなり難しい問題です
惨殺シーンは、「計画的な犯行」を志向しつつも、かなり杜撰で行き当たりばったり
計画が崩れて苛立っているのか、人を殺せることの喜びが勝っているのかわからないぐちゃぐちゃな体と顔の動きと表情がたまらんですね
ぼくはあの現場でボーッとつったって見ているような気がしました
観終わったあと、事件の詳細読みましたが、実際の事件の方がエグくて、大分配慮されてるんだなぁーという感じです
好きだったシーンはソーセージと一夜を共にしたシーンです
