ストーリーはさておき原作の世界観を上手く表現した印象。
でもここは鈴蘭ではないなと思ってしまう。リンダマンもリンダマンじゃない。
春道が出演していないのは嬉しい改変だが原作の良さであるコミカルな要素は春道の存在感に凝縮されている節があるので、ファンが求めているものとはズレてしまうが致し方ない。
原作と説得力は別物として、原作の要素である「高校生の男気」を実写映画により程よくパッケージされているとは思う。
最期雨の中での乱闘シーンは見応えがあり興奮できるし、観客を高揚させる音楽も効いている。
今作で最も私の心をくすぐるポイントは山田孝之であり、個人的に今作の良さは山田孝之に始まり山田孝之に終わる山田孝之のための映画。
ファンの方には申し訳ないが小栗旬には目もくれず山田孝之のシーンだけ何度も繰り返し見た。
アクションシーンに詳しくはないが山田孝之の戦い方にだけは説得力があり迫力満点だった。
というかもうカッコいい。ちょー素敵、好き好き好き。大好き！
出演シーン全部素敵！なんて溢れる男気、カッコ良さ！芹沢についていきたい！ きゃーきゃーきゃー！！！
